医療法人社団岡田会

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Yamanobe Hospital
2019.10

メタボリックシンドロームの早期発見における超音波検査の有効性

日本超音波医学会 第46回関西地方会学術集会

田原一樹

要旨

 

【目的】
 超音波検査法(US)は、脂肪肝を発見するための効率的な方法であり特異性などは、組織学的検査に匹敵する。US による脂肪肝は、脂質代謝異常、メタボリックシンドローム、タイプ 2 糖尿病等と関連する。無症状性の患者で、US で脂肪肝の患者(Cases)と脂肪肝でない患者(Controls)において血清脂質と肝機能とグリコシル化されたヘモグロビン(HbA1c)濃度を比較して、無症状の患者において US で脂肪肝を診断する意味合いを検討した。

 

【方法】
 今回の病院ベースの断面研究は、無症状の 117 例である。(US で 39 例は脂肪肝(cases)、78 例は脂肪肝でない(controls)と診断された。)

 

【結果】
 統計学的な有意差はなかったが、cases は、controls と比較して、脂質、肝臓酵素(血清 AST と ALT)、HbA1c とも上昇していた。

 

【結論】
  US は無症状の患者の脂肪肝の早期発見のための非侵襲性の検査で、メタボリックシンドロームの早期発見に役立つと思われた。

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