医療法人社団岡田会

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Yamanobe Hospital
2019.10

腹部症状を認めた症例におけるPOCUSの検討

日本超音波医学会 第46回関西地方会学術集会

田原一樹

要旨

 

【目的】
 近年、point-of-care ultrasonography(以下 POCUS)の概念が提唱され、救急・集中治療領域で注目されている。今回市中病院一般内科の診療において POCUS の導入を試みたので報告する。

 

【方法】
 問診、理学的所見、血液検査、尿検査の結果より診断名を推定し POCUS を施行した。POCUS にて鑑別できない場合、単純 CT を施行した。

 

【結果】
 臨床症状があり鑑別のために行った症例は 9 例であった。その内診断に至ったものは胆石症及びうっ血性心不全が原因の肝うっ血による心窩部痛の 2 例のみであった。残りの症例は除外診断には役に立ったが、診断には至らなかった。診断に至らなかった症例に関しては単純腹部 CT でも同様の結果であった。POCUS にて鑑別できたものは 2 例であった。

 

【考察】
 導入して間もないため検討症例数が少なく今後症例数を増やしていく。POCUS を施行している医師が消化器専門医であるため、対象が腹部のみとなっていた。しかし今後は腹部のみならず胸部症状に関しても POCUS を検討していく。

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